総務企画地域振興委員会管外視察に行ってきました。
平成29年2月6日(月)から2月8日(水)まで、徳島県・奈良県などに管外視察に伺いました。
最終日は、奈良県にあります奈良国立博物館を訪ねました。
【視察4】奈良国立博物館
奈良国立博物館は、仏教美術の保護と公開を目的として明治28年に開館。
レンガ造りの本館は明治期の代表的な欧風建築として国の重要文化財に指定されています。
また、鹿がびっくりするくらいおとなしいのです。この場所はどこかで見たことあるなあと記憶をたどると、両親が新婚旅行で行った場所で、母が鹿と一緒に写っている写真を見たことがありました。鹿は慣れているのか絶対に乱暴なことはせず、立ち入り禁止の場所には入ってきませんでした。
さて、ご説明では、いかに近隣の商店街や春日大社などと連携して、夜間の来訪者を増やすかに苦心しているとのことでした。
奈良国立博物館の使命は、元来、所蔵する文書などの研究、修復など学術的な使命を帯びているので、なかなか観光とのマッチングをどのように図っていくかは大きな課題なのだろうなあと感じました。
それにしても鹿と戯れる中国人観光客の多さは日本のいたるところで見られる風景になったなあと思いますし、「日本らしさ」と「絵になる風景」「日本情緒を感じれる場所」が観光地として人気があり、必須条件だと感じました。